2018年08月29日

【活動報告】東海北陸ブロック会女性建築士協議会 平成30年度前期定例(富山)会議報告  杉原尚子

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6月23日(土)、平成30年度前期定例(富山)会議が、富山市のボルファートとやま9階の会議室で開催された。
愛知からは4人参加し、東海北陸ブロック全体で38人が参加した。
2月の岐阜での後期会議で集まって以来、4ヶ月ぶりに皆さんとお会いし、
30年度の事業計画や予算案の審議、今後の会議開催のありかた、
来年度に迫っている30周年事業についての協議など活発な意見交換がされた。

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 会議後は、徒歩にて富山県美術館へ。
途中環水公園もあり、時間があったらゆっくり散策して、
眺めがよいと言われているスターバックスでコーヒーが飲みたかったが、
雨もひどくなってきて富山県美術館に直行。
富山県美術館は平成29年8月に全面会館し、
鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)地上4階建て。設計は内藤廣建築設計事務所。
美術館職員の方や、富山県土木部営繕課の方の解説を聞きながら内部、外部の見学。
設計者の内藤廣氏の様々なこだわりを知ることができた。
見学途中から雨も上がり、オノマトペの屋上も見学することができた。
最初は霞んでいた立山連峰も見られた。
名古屋⇔富山の日帰り往復は時間的に大変だったが、次回またゆっくり訪れたいと思える素晴らしい眺めだった。
傘を貸してくださった富山のみなさんありがとうございました。

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次回の後期ブロック会議は三重で2月に開催予定だ。
その前には高知での全国女性建築士連絡協議会、埼玉での全国大会と、
色々な場所でまたみなさんと再会できる。
今後も様々な場所で懐かしい顔、新しい顔に出会い、互いに自己研鑽に努め、東海北陸ブロックの親交を深めていきたいと思う。



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2018年07月05日

平成30年度女性委員会オリエンテーションの報告           近藤美夏

新緑の瑞々しい4月14日、女性委員会の平成30年度オリエンテーションが開催されました。
今年は豊田スタジアムの会議室で行われ、19名の出席がありました。
新しく委員になられた方の自己紹介に続き、各委員が自己紹介をしました。
以前から参加されている方の新たな面を知ることができて、とても新鮮な印象を受けました。
会議では、本年度の女性委員会の通年テーマを「女性から見た生活学」とすることが決定されました。
数年来、イベントや研修を重ねている「住まい」や「防災」についても、座学で話を聞くだけでなく、実践的な研修やワークショップを計画し、より奥深く役に立つものにしたいとの思いが共有されました。

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その後、スタジアム内のレストランに移動して懇親会となりました。
大きなイベントがない日にもかかわらず、店内は満員で、美味しいランチと楽しい会話を満喫しました。
一面ガラス張りのリバーサイドの座席からは、近代的な橋の架かる矢作川の風景や豊田の街並みも一望でき、自然とテクノロジーの共存した地方都市の眺めが雨上がりに映えていました。
午後は豊田スタジアム内の施設見学で、貴賓室などのエリアも案内してくださいました。
マストからワイヤーで屋根を吊ることにより、観戦の妨げとなる柱を排した構造などハード面も興味深いものでした。
見事な天然芝をキープする為に温度や光の波長を日々調整されていたり、ウォーミングアップルームでは試合前の選手が集中力を高められるよう、照明や壁の色をあえて暗く設定しているなど、ソフト面での様々な工夫を教えていただきました。
特別に案内された貴賓室では品のある調度や高級素材の内装ディティールにワクワクし、見られる立場のVIPが姿勢を長時間楽に保てるよう設計された椅子の座りごこちも楽しみました。
来年開催されるラグビーワールドカップを豊田スタジアムで観戦してみたくなってきました。

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2018年05月29日

平成29年度見学講習会報告 出原彩子

去る3月7日、庭園見学会で川名山町の家を訪問した。
アプローチを進むとRC造の母屋と平屋の木造家屋が目に入る。
その建物と庭を通して、「家と庭の関係性」について作庭家の野村勘治先生に学んだ。
 講義では、「八事に構想された理想的な屋敷」が建てられるに至った名古屋東部の歴史に触れて、
その奥深さに引き込まれた。
 古くは鎌倉時代の和歌に鳴海浜の潮の音が聞こえる「音聞山」が詠われ、
江戸時代には風光明媚な行楽地になる。
そして昭和になると八事は分譲地として開かれ、
茶の湯の趣味人たちに人気の別宅地となった。
川名山町の家には、おおらかな茶の世界を反映した名古屋の屋敷の特徴がよく表れているということだった。
 建物は南垂れの敷地にあり、元々の植生を活かしながら花木や灌木を取り入れて作庭されている。
庭の中央部は開けて、両側に並んだ樹木に緩やかに下る庭の先へと視線を誘導されて熱田方面を望むことができる。
戦時中に建てられたという建物はこじんまりとしているけれど、
庭を楽しむための広い縁があったり沓脱に貴重な石が使われていたり、
珍しい富士山型の手水鉢があったり…
さりげない贅沢さがとても素敵だなと感じた。
 くつろいだ雰囲気の建物から眺める穏やかな風景。
3月に入ったとはいえまだ肌寒い日であったが、
咲き始めた河津桜が風景に彩りを添え、
春の訪れを感じることができた。
 昭和初期に開けた八事地区であるが、
当時の屋敷跡はマンションや、小区画に分割されて新しい家に建て替わってきている。
そんな近隣のざわめきをよそに、当時の暮らしや歴史の背景を留める川名山町の家には、
今でも穏やかな空気が流れていた。

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2018年04月16日

平成29年度後期ブロックぎふ大会に参加して  池沼靖子

224日(土)・25日(日)、建築士会東海北陸ブロック会女性建築士協議会平成29年度後期ブロックぎふ大会『温故知新〜歴史と伝統をたずねて新たな発見へ〜』に参加しました。

 1日目の定例会議・懇親会・宿泊は万延元年(1860年)創業、歴史が感じられる「十八楼」でした。開会式後の分科会ではまず「ぎふ歴都路(レトロ)たび」歴史的建築物ガイドブックを紹介していただきました。平成28年度岐阜県建築指導課から岐阜建築士会への委託事業で、各圏域の女性委員が分担して調査にあたったとのこと。建物・町並みからみる歴史と生活・文化、特徴ある5つの都(みやこ)をテーマで分類した建物、中山道を中心とした旧街道沿いに今も建っている建物をまとめてあり、とても見やすく内容の濃い1冊でした。

 その後、@岐阜公園コースA井ノ口・金華・川原町コースに分かれてまち歩きをしました。私はAに参加し、「かご大仏」と呼ばれる正法寺の乾漆仏(骨格は木材、表面は粘土と美濃和紙に書かれた経典、漆、金箔で仕上げられている)の、建造中に様々な調整が行われたのではないかと思われる微妙な首の傾きや建物の歪みが印象に残りました。再び十八楼に戻り定例会議が行われましたが、各県の活動報告について、「同じことを繰り返しているようでも着実に前に進んでいるので、継続していって欲しい」という相談役の一言に力をいただきました。

 2日目は会場をぎふメディアコスモスに移して、まずは自由見学。図書館内部をゆっくりと歩きながら時々グローブ(半透明のかさ)のなかに座り、静かな時間を過ごしました。

講演会は『心地いい暮らし(ライフオーガナイズの考え方)』で、講師の竹内靖子先生は工務店勤務のころ新築住宅の収納が生かされていないことに気づき、ライフオーガナイズ(空間や暮らし・人生を俯瞰して仕組化する技術)を広めていらっしゃるとのこと。「利き脳」による自分に合った片付けの仕組みづくりは大変興味深い話でした。住環境が整うことで、楽に笑顔で暮らせて家族も幸せになる。建築に携わる人間としても家を整える主婦としても、改めて在り方・生き方を考えさせられるお話でした。

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2018年04月04日

第27回わたしらしい住まいづくり                                                  西郷真理子氏の講演会に参加して 〜誇りに思える暮らし方・まちづくりを考える      深見 清佳

 今年で27回目を迎える「わたしらしい住まいづくり」、そして部会として発足した女性委員会の30周年を記念して、120日(土)に「ライフスタイルがまちをつくる〜誇りに思える暮らし方・まちづくりと女性の活躍〜」と題して、講師に(株)まちづくりカンパニー・シープネットワーク代表取締役及びクリエイティブタウン推進機構専務理事の西郷真理子氏をお迎えし、セミナーを開催しました。

 西郷氏は大学で建築学を学ばれた学生の頃から住民主体のまちづくりに関わり、川越の蔵造りの町並み保存と商店街活性化、黒壁の長浜まちづくりをはじめ津波被害を受けた石巻の再開発事業など多数の実績が評価されています。国内外から注目を集め、数多くの受賞をされるなど多方面でご活躍をされており、それを裏付けるように、セミナーでは建築関係以外の方も含め多くのご参加をいただけました。

 各地方で過疎化の問題を抱えているのが日本の現状です。人口は減少し、商店街はいつしかシャッター商店街と言われるまちも少なくありません。その原因の一つに土地問題があると言われます。後継者がいないためシャッターを閉めたけど、土地の権利は離したくない。というように、新陳代謝の仕組みがうまく機能しなくなっていることが挙げられます。この問題が解決できれば効果のあるまちができる、ということです。

 西郷先生の考える解決方法とは―。土地の所有者・商店街の組合が土地の利用を共同で決めることができる「まちづくり会社」を設立し、会社が土地を借り上げ、出店したい人に誘致をすることで家賃収入、お店が持てるという両方にメリットを提供する「住民主体のまちづくり」です。

 住民主体のまちづくりでないと、再開発はうまくいかない。それは、地域に住んでいる人たちが、自分のまちを誇りに思うこと。そう言われると、まちの名所・旧跡を思い浮かべがちですが、そうではなく”自分たちの暮らし方“に誇りを持つこと。すると、自分たちが食べているもの、使ったりしているものが実は魅力的なものだと気づくことにつながります。魅力的なら、まちの外に情報発信してみようとつながり、そこに行ってみたい、食べてみたいと外から人が集まり、まちの産業を生み出し、雇用が生まれ、生活のしやすさも出て、良い循環が始まります。これがライフスタイルのブランド化による地域活性化ということです。

 私の住むまちも過疎化が進み、お店が段々とシャッターを閉めている現状です。半ば仕方がないのかなと諦めていた部分もありますが、今回のセミナーを聞き、普段あたりまえだと思っているものから魅力を探して、情報発信をして、まちの魅力を少しでも伝えられたらなと思います。今回の副題である、誇りに思える暮らし方・まちづくりについて考える良いキッカケをもらえたように思います。

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●名古屋都市ンター11階まちづくり広場            ●作品展 

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●西郷真理子先生のセミナー 「ライフスタイルがまちをつくる」      ●来場者のみなさん

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posted by afa at 17:35| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする