2022年02月22日

【活動報告】すまいのえほんワークショップ         河合ふみこ

 一昨年、図書館で開催したワークショップ。
大きな紙を地図にして好きな場所に折り紙で折ったおうちを建てたり、
絵を描いたりしてみんなで一緒に楽しくできました。
その様子を聞いて保護者会の方が昨年度保育園に呼んでくださったのですが、
コロナで泣く泣く中止に。
今年度は感染対策を考え、みんなで一緒につくらず、一人一人がつくるワークショップを考えて実施することにし,
委員10名で準備してきました。
今年も一度延期になり、やっとの思いで11月17日に5名で保育園へ
「すまいのえほんワークショップ」に行ってきました。

 年少さん30名、年中さん32名には絵本の読み聞かせのみを行いました。
年長さん30名をふたつのグループに分け、絵本の読み聞かせとワークショップを行いました。
私はそのうちのひとグループを担当しました。


 年長さんにはまず絵本2冊を読みました。
最初に読んだのがかこさとしさんの「あなたのいえわたしのいえ」です。
わかりやすく家の必要性や役割などを伝えてくれます。
かこさんの本は本当に子供受けがいいです。
次に読んだのが、「ブターラとクマーラ ベッタベタ」です。
こちらは部屋の色や模様に不満がある動物たちの家をブターラとクマーラのペンキ屋さんが
ベッタベタとみんなの希望の部屋に塗り替えていくお話です。
みんなよく聞いてくれて楽しく読むことが出来ました。

 この絵本をもとにワークショップを展開していきます。
ブターラとクマーラになったつもりで画用紙に好きな模様を描いてもらい、
家形に折って、扉を切り開けると中には好みの模様のお部屋ができます。
紙全体に模様を描いてもらうのをうまく説明するのが難しかったです。
外側も折り紙やマスキングテープを貼ったりして好みの家に作り上げていきます。
なかなかの力作でとても楽しいおうちがたくさんできました。
字を模様にした子、折り紙を小さく四角に切ってタイルのように貼る子、
いろいろな発想でそれぞれ素敵なおうちになりました。


 この日私たちが帰った後、保育園ではおうちづくりをしている子が何人もいたそうです。
そして、後日保育園からかわいいお礼の手紙を頂き楽しかったという感想を頂きました。
自分がどんな家や空間が好きなのか感じてもらえたらうれしいです。
来年度も「すまいのえほんワークショップ」をやります。
いろいろな子と出会ってよりよいワークショップにしていきたいと思います。

園児お礼のおてがみ.jpg 園児からのお礼のお手紙


posted by afa at 18:15| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする