令和3年度女性委員会オリエンテーションが、4月11日(土)建築士会会議室にて
web併用で18人の出席者と5人のオブザーバー、合計23人の参加者で開催されました。
会場内は昨年から続く新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底し、
消毒、マスク着用、座席も前後左右の間隔を保ち、
参加者に充分な配慮をしたうえで委員長の挨拶から始まりました。
委員の紹介では、Zoom参加者に顔が見える形で挨拶をしたり、
微笑ましい行為に感染対策上の距離よりも心の距離は縮まり、
会場内に笑顔が広がりました。
今年度、愛知建築士会は創立70周年を迎え「わくわくする未来のカタチ」
というテーマを掲げ、9月は記念イベント、10月15日(金)には記念式典、
講演会、祝賀会が開催されます。
活動計画では、コロナ禍で延期をした第30回全国女性建築士連絡協議会(福岡)が令和3年9月25日(土)に、
第63回全国大会(広島大会)が令和3年11月20日(土)にWeb併用で開催予定です。
また建築士会東海北陸ブロック会女性建築士協議会前期定例(三重)会議は令和3年6月26日(土)、
後期ブロック富山大会は令和4年2月12日(土)、こちらもweb併用で開催予定です。
中止や延期を余儀なくされた昨年からの進化の形としてのweb併用会議は、
働く女性たちにとっては距離や時間の制約を感じない素敵な手段かもしれません。
そんな良さを感じつつも、他県の方との交流の機会が画面越しであることはやはり残念にも思えます。
「わたしらしい住まいづくり」は都市センター改装工事のため毎年度思考を凝らしてきた
作品展、セミナー、住まいの相談会を開催せず「すまいのえほんワークショップ」の充実を図り、開催予定です。
オリエンテーション、委員会の後には「すまいのえほんワークショップの手法と住教育について」を
テーマに意見交換会を行いました。
各委員から活発な意見が出て、とても刺激の多い時間を過ごし、
一部Web参加の委員もいますが、対面だからこそできた濃密な意見交換ではないかと思いました。
昨年度、今年度ともコロナ禍であることを考慮し、
オリエンテーションでのお楽しみの見学会や食事会が行われませんでした。
愛知建築士会女性委員会としての女性らしい感性で作り上げる魅力ある各事業は、
会議以外のふれあいの中で生まれるものも多いのではないかと思います。
新型コロナウイルスの一日も早い終息を願うばかりです。