2017年12月28日

平成29年度 女性委員会オリエンテーションと懇親会に参加して  酒井ゆり菜

 今年度のオリエンテーションは、半田の旧中埜半六邸にて開催されました。委員長より、昨年度の事業報告と今年度の年間スケジュールについて説明があった後、各事業の担当リーダーから事業企画のプレゼンが行われました。

 委員会が終わった後、旧中埜半六邸の管理者であるNPO法人半六コラボの杉浦理事長のお話を伺いました。

 旧中埜半六邸は、江戸から明治初期にかけて海運業や醸造業で繁栄した豪商の邸宅です。現在1階はテナント、2階は貸し部屋として使われています。

 杉浦さんらボランティアは2000年頃から独自に修繕活動を続けていました。その後半田市に購入されたものの、多額の耐震費用がかかるという理由で取壊しを市が決定。市との意見交換会を重ね、限界耐力計算法による耐震診断、NPO団体の設立、出資募集、寄付などを経て、取壊しが撤回され、半六邸改修プロジェクトが実現しました。

 「様々な困難があったが活動を続けたその熱意はどこから?」という質問が出ました。杉浦さんは、かつて賑わっていた商店街にご実家があり、生まれ育った半田に活気を取り戻したいという思いから活動を始めたそうです。また、活動を通じて古いものの価値、日本文化の良さが分かってきた、とおっしゃっていました。もちろん、費用の目処が立ったこと、ご主人の理解と協力などが続けてこられた現実的な理由ということもおっしゃっていましたが、やはりまずは杉浦さんの熱意があったからこそ、周囲が動いてくれ、得た結果だと思います。

 昼食は、半六邸再建の一端を担う1階のおとうふ工房いしかわにていただきました。昼食時の自己紹介で、今年の自分のテーマを発表しました。仕事、家族、趣味、生活スタイルについてなど、様々なお話がありました。皆さんが精力的に活動されている様子を見て、いつも刺激を受けます。

 午後からは、ミツカンミュージアムに移動し、見学しました。ここでも、造り酒屋にはリスクのある酢造りを始めた熱意や、江戸の寿司に半田の粕酢の需要があると活路を見出した熱意を感じ、今年度のスタートを切るにふさわしい一日となりました。


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●オリエンテーション  (登文)旧中埜半六邸にて     ●半田の運河 ミツカン

P1040120.JPG見学会写真.JPG

●MIM(ミツカンミュージアム)見学 集合写真








posted by afa at 10:40| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする