2017年12月28日

平成28年度「防災・減災について考えよう(クロスロードから学ぶ)IN大和」に参加して  吉野純子

 325日(土)、神奈川県大和市の大和商工会議所にて、(一社)神奈川県建築士会 女性委員会・防災委員会コラボセミナー「防災・減災について考えよう(クロスロードから学ぶ)IN大和」に参加しました。

 愛知の女性委員会では座学での防災セミナーを6回開催してきましたが、全国女性建築士連絡協議会の分科会「防災への取り組み」で神奈川県建築士会の防災活動に触れ、愛知でも同じような活動ができないか、というところから神奈川県の女性委員会の方とのやりとりが始まり、今回のセミナーのご案内を受けて参加に至りました。

 「YES」か「NO」か…。

 阪神・淡路大震災で実際に問題となった「災害対策のジレンマ」をカードゲーム化した「クロスロード」。防災塾・だるまの3講師の方の進行の元、36名の参加者を7グループに分けて行われました。グループ内の1人はファシリテーターとして設問カードを読み、他の人はそれに対して「YES」か「NO」を決めます。多数派には飴を1つずつ、ただし1人だけ違う回答だった場合はその人が飴を3つ。10の設問に答えて飴を一番たくさん得た人が勝ち!という、シンプルにデザインされたゲームです。

 設問は、震災発生後からの避難所運営を想定したもの。避難所運営役員、物資班の責任者などといった立場の場合において、状況設定された中で起こる問題に対して考えていきます。例えば「あなたは避難所運営の責任者。地震発生から1時間、避難所開設準備を役員総出で取り掛かる?」…「YES」か「NO」どちらを選んでも、こちらは立つがあちらが立たない。「ジレンマ」を感じながらもどちらかを選び、その理由を話し合います。他の参加者の方々の判断や意見を聞き、たくさんの「気づき」を得ることができました。印象的だったのは、小学5年生の男の子が「災害弱者である障害者」のことまで配慮した答えを出していたことです。大人とは違った視点、広い視野を持っていることにとても感心しました。

 3時間のセミナー、10問の設問に対して、かなり真剣に答えました。進行役の方の場を和ませるトークと、ファシリテーターの方の軽快な推進のおかげで、実際であれば深刻な場面であろう設定の問題を、3時間が短いと思えるほど楽しく参加できました。充実感にあふれ、もっと多くの皆さんの意見を聞いてみたかった、もっと掘り下げた内容も知りたいと思いました。

 神奈川県建築士会の皆さんと、防災塾・だるまさんの明るい雰囲気がとても印象的でした。当日は千葉県建築士会女性委員会の方も参加しており、神奈川、千葉の方々と交流できたこともうれしいことでした。愛知の女性委員会でも、楽しく防災・減災が学べる活動を考えていきたいと思います。


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●ワークショップ 大活躍の愛知の委員+1歳委員大人気     ●いきいきしていた愛知の委員 このグループでも大活躍


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●神奈川建築士会のみなさんと集合写真                   ●神奈川建築士会のみなさんと懇親会





posted by afa at 10:33| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする