2017年05月13日

平成28年度女性委員会 バス見学研修会報告   甲村伊津己

 昨年の123日、富山・金沢「カフェクレオン・富山ガラス美術館キラリ・シェア金沢」に行きました。冬の北陸路はどんな防寒対策が必要かと心配をしましたが、皆さんの日頃の善い行いのおかげで、とても暖かい最高の見学研修会日和となりました。

 「カフェクレオン」は富山市舞台芸術パーク内に建つ隈研吾氏設計のカフェです。まずは美味しいハン

バーグランチを頂き、お腹を満たしたあと見学会スタートです。広い敷地の中で、高さを抑えた緩勾配の薄い緑化された大屋根と、それを支えるために積み上げられた角材で、森のような建築をつくりたいと考えたそうです。解体・移動時にはリサイクル可能な素材を使う配慮もありました。

 「富山市ガラス美術館」は「TOYAMAキラリ」という、図書館・美術館・銀行・店舗等の複合施設の中にあり、隈研吾氏が設計に携わった御影石やガラス、アルミなどの異素材を外観に使用した個性的な建物です。美術館には現代ガラス美術の巨匠デイル・チフーリ氏による空間芸術の展示がありました。圧巻は、多くの羽板を活かした2Fから最上階の6Fまで続く斜め螺旋形の吹き抜けです。最上階や各階の窓から降り注ぐ外光を感じながらの市民の営みが、とても眩しく羨ましく思えました。

 最後に訪れたのが「シェア金沢」です。心配事はここに至るまでに、集合写真撮影をしていないことです。

さてこの街は、老いも若きも障害も健常も分け隔てなく「ごちゃ混ぜ」で触れ合いながら、積極的に街づくりに参加するという暮らし方で「温泉」というツールを中心に、住人、地域の利用者、一般客のコミュニケーションが図られていました。説明の中で「施設の都合ではなく、住人それぞれの個性や経験を活かすことを大切にしています」。この言葉に、とても感銘を受けました。少し辺りが暗くなった頃、集合写真も撮り終えて見学研修会は終了を迎えました。

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●カフェクレオン 設計 : 隈研吾

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TOYAMAキラリ 設計 : 隈研吾


●シェア金沢 設計 : 五井建築研究所




posted by afa at 15:17| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする