2019年07月23日

【ご案内】令和元年度講習会「住まいの絵本の魅力」のご案内(お申込み)

「住まいの絵本」を読むことは多様な暮らし方、外国との住文化の違いなどを子どもだけでなく大人も学ぶ事につながります。
「住まいの絵本館」理事長を務められている北浦かほる氏のお話を聞くことにより、
絵本を使った住文化の学習や研究その普及活動を知り、
建築士が今後「住まいの絵本」を活用した住教育を広げていくヒントにつなげたいと思います。

日時 : 9月7日(土) 14:00〜16:00 (受付 13:30〜)

場所 : 名古屋商工会議所ビル9階 (公社)愛知建築士会第1・第2・第3会議室

講師 : 北浦かほる氏

定員 : 30名程度

参加費:会員 1000円、一般 1500円、講師交流会 500円(当日徴収します)

※終了後講師交流会を予定しています。

申込方法 : こちらの 申込みフォーム よりお申込みください。

申込締切 : 8月20日(火)

問合せ先 :(公社)愛知建築士会事務局
      TEL:052-201-2201
E-mail: afa201009@gmail.com

CPD:2単位(取得予定)

講師プロフィール

大阪市立大学卒業後、倉敷建築研究所(現・浦辺設計)を経て大阪市立大学大学院教授。
帝塚山大学教授を歴任。現在、大阪市立大学名誉教授。
学術博士。NPO法人子どもと住文化研究理事長、専門分野は居住空間デザイン学及び環境心理学
主著書「住まいの絵本に見る子ども部屋」
「世界の子ども部屋」
「台所空間学辞典-女性たちが手にしてきた台所とそのゆくえ」
「インテリアの発想」
「インテリアの地震対策」
「子どもの個室保有が自立の発達と家庭生活に及ばす影響T・U」

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2019年07月03日

重要文化財「旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎」 (名古屋市市政資料館)見学とオリエンテーション・委員会報告        大坪一子

年号が「平成」から「令和」に変わろうとしている4月27日、
女性委員会のオリエンテーション、委員会が名古屋市市政資料館で開催された。
私自身の「平成」は子育て、職場復帰、個人の設計事務所の設立など、大変重要な時期であった。
最近では地元の耐震診断や課題検討委員、文化財保護委員の活動、町並み調査など仕事の範囲を広げている。

あいちヘリテージマネージャーとして改めて名古屋市市政資料館見学はとても楽しみにして来た。
21名の参加があり、案内、解説は川口亜稀子氏が担当してくださった。
強風だが快晴の天候の中、現地では美男、美女の結婚式がとりおこなわれていた。

建物の沿革としては近代司法制度が明治23(1890)年に裁判所構成法、民事訴訟法、刑事訴訟法が公布されることで確立。
当時、名古屋では控訴院、地方裁判所、区裁判所が別々に設置されていたが、
この三庁舎を一ヶ所に集めることとなり、名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎として大正11(1922)年9月竣工した。
設計監督は司法省の営繕課の司法技師 金刺森太郎が主任として工事担当した。
控訴院建築は全国八か所に造られたが現存する最古の庁舎であるそうだ。

昭和54(1979)年、中区三の丸一丁目の新庁舎に移転するまでの60年の歴史を積み重ねた。
その後の建物保存・修復を経て昭和59(1984)年5月21日国の重要文化財に指定された。
重要文化財としての推挙は

@現存する最古の控訴院建築であること

A煉瓦造りとしては最後の大規模な近代建築であること。建物は正面中央にドーム屋根の塔屋(先端高さ28.18m)を設けた3階建で赤い煉瓦壁と白い花崗岩の色調対比が美しい。建築面積2,327.33u延床面積6,719.9u 

B外観・中央階段室・三階会議室は19世紀のネオバロック様式を今日に伝える優れた意匠となっていること 

Cステンドグラスや漆喰塗り、マーブル塗りなど高度な技術が残されていること(中央階段室の両脇にある黒い柱の下半分は大理石、上半分は黒漆喰塗りの上に大理石に似せたマーブル塗り) 

D壁を煉瓦で積み、梁・床・階段などは鉄筋コンクリートを併用している構造が近代建築技法の変遷を示している。屋根の小屋組みは木造である。

構造補強工事は地震に対して強度を増すために煉瓦壁の頭の部分を鉄骨で補強する工事が行われた。
実は壁躯体の煉瓦を積み上げた頂部には臥梁がなく小屋裏まで積み上げられていたためである。
二・三階スラブは鉄筋コンクリートを煉瓦壁に単純支持させており、
スラブ・梁端部は煉瓦壁に約6cm程欠き込んで止めているにすぎない。
補強は控壁・耐震壁の新設である。見どころの中央階段室の天井のステンドグラスは日輪を素材にして公明正大な裁判を表現し、正面には罪と罰が釣り合うことを意味する天秤をモチーフにしたステンドグラスなどがあり、歴史や文化を肌で感じることができた。

中央階段室 .jpg

午後は会議室で平成30年度活動報告、平成31年度委員、組織表、活動計画を協議した。
新アドバイザー5名を迎え、23名の出席で新しい年度に向けての方針などを話し合った。
女性委員としての役割を再確認し、社会のニーズや変化を敏感に捉え、
継続的な活動や自由な発想で仲間と共に地域貢献できればと考える。

名古屋市市政資料館見学会.jpg

posted by afa at 13:37| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする