2019年03月05日

【活動報告】 「すぐに役立つパーステクニック」講習会の報告        吉本由紀

平成30年12月9日(日)14:00〜16:30
 18名の男女問わず幅広い年齢層の参加者でした。
委員長の池田さんより、
女性委員会では数多くのセミナーや講習会を開催しておりますが、
今回の実践的な講習会をやっと開催することができました、
とお話がありました。
 講師の酒井ゆり菜先生は、KEY事務所に勤務し、
手描き・CGパース制作を主な業務とし、社内で水彩スケッチワークショップの講師も務めていらっしゃいます。
今回の講習会では、打ち合わせにおいて鉛筆一本で描ける住宅の内観パースを仕上げることを目指して教えていただきました。

 まずは、作図の基本的なポイントとして
・構図として見せたいところ、どの角度から見るのかを決めます。
真正面より少し振ったほうがかっこよくなりますが、安定感、重厚感を出す場合は正面がよい。
・一点透視でVP(バニシングポイント)とHL(ホリゾンライン)を決めます。
・角が離れないように線を交差させ、水平、垂直の線は重ならないように、
どちらかといえば少し離れ気味がよい。

次に、実際に部屋を描いてみます。
・モジュールは910でも900もパースではわからないので、計算しやすい900で作図します。
部屋の間口と天井高さを取り、縦、横に分割し、画面を作ります。
奥行きはだいたい900をとり各グリットを結びます。
椅子に座った高さ1200位をHLとし4つの角をVPと結ぶ。
・縦横グリットとVPを結んだラインを利用して壁の凹凸、開口部を描く。
・グリッドを利用して家具を描く。HLを基準に高さを割り出し、
丸みのあるものや複雑な形のものでも、まずは四角いボリュームで描く。
・食物や小物、素材の表現を入れる。
陰影をつけることで物がよりわかりやすくなる。
影が濃いと明るいところが強調され、パースに奥行き感が出ます。
最後に仕上げの厚みを描き、さらに影を入れ、材質感を出して全体的に仕上げていきます。


 2時間半で仕上げるには時間が足りませんでしたが、
一通りのテクニックを取得することができました。
CGのパースでプレゼンが主流の中、参加された方はあえて手描きを学びたいと思われてのことと思いますが、
お客様の前で手描きでさっと描ければ、表現したいことが伝わり、
打ち合わせもスムーズに進むのではないでしょうか。
手描きは何と言っても手の温もりと味わいがあります。
 最後に酒井先生より、
とにかくどんどん描くことで上達します、
とのコメントをいただき、さっそく実践してみようと思いました。

パース講習.JPG
posted by afa at 09:47| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする