2013年12月12日

平成25年女性委員会見学研修会に参加して 熱海〜起雲閣・旧日向別邸・MOA 美術館〜 村松奈緒美

9月28日に見学研修旅行で熱海に行きました。
起雲閣は熱海の三大別荘と賞賛されており「麒麟」「大鳳」の棟、「孔雀」の棟、「金剛」「ローマ風浴室」の棟、
「玉渓」「王姫」の棟、表門の4棟1門は平成14 年3 月に市の有形文化財に指定されています。
起雲閣には池泉回遊式庭園と呼ばれる庭園があり、池泉回遊式庭園は眺望を楽しむことと、散策を楽しむとい
う両面性をもった庭園です。どこから眺めても快適な庭となるように設計されているので、敷地内の各建物、各
部屋それぞれの場所から眺める景色は全て違って見えるので伝統文化や技術でつくられた建築と景観を同時に
楽しむことができました。
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旧日向別邸はブルーノ・タウトが日本に残した唯一現存する建築であり、重要文化財とされています。
敷地は海に向かう急傾斜地で、土留めのかわりに鉄筋コンクリート造で地下室を造って屋上を庭園にし、1936
年にその地下室を利用してつくられた離れがブルーノ・タウトの設計によるものです。2005 年8月、熱海市指定有形文化財に指定され、2006 年7月に国の重要文化財に指定されました。
竹や桐をふんだんに用いた社交室、部屋の一部として階段のある洋室、和室の3室から構成され、3室をベー
トーベン、モーツァルト、バッハの音楽になぞられています。
天井には105 個の裸電球が吊り下げられており、高さがそれぞれ違うためリズミカルな空間となっていました。
洋風居間の階段は斜面を活かして造られており、段ごとに蹴上、踏面の寸法を変えており、前面の海の眺めを楽
しむ為に座ることを目的とした家具としての役割をも考えられています。
その場所での生活を様々なパターンで想像し設計されおり、すべての空間に刺激を得ました。
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MOA 美術館はエントランスから美術館本館まで約60m の高低差があり、総延長200m におよぶ7基のエスカ
レーターが世知されています。エスカレーターの壁面や天井は照明が刻々と変化し、色彩のグラデーションを楽
しむことができます。
外壁にはインド岩砂岩がつかれており、ムア広場から見上げて見る外観の姿は何とも言えない力強さと美し
さを感じました。1階、2階吹き抜けの大展望室となっており、前面ガラスは幅32m、高さ8m の大開口となっ
ているためそこから見る大パノラマは絶景です。
今回の研修旅行では、日本の優れた伝統文化の建築と、日本の誇る景観を見ることができ、より一層美意識を
高めることができました。今回の研修旅行で得た経験はとても貴重なものであり、今回の旅行の経験を今後の設計に活かしていきたいと思います。
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posted by afa at 04:18| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする