女性委員会 委員長の 山口ゆずみ です。
私が今まで女性委員会の活動に参加してきたのは、楽しいから、そして楽しいからまた参加する。楽しいのが一番!と思って参加してきました。
平成24年度は、大きな行事として『東海北陸ブロック会女性建築士協議会後期犬山会議』を2月に開催しました。
これもひとえに周りの皆様のお力添えがあったからこそ、大盛況にて無事に終了する事が出来ました。
深く感謝いたしております。
また例年通り『飛騨高山〜北欧名作家具およびフィン・ユール自邸〜バス見学研修会』や『防災セミナー2012』
そして『第22回わたしらしい住まいづくりのセミナーと展示』も好評のうちに行う事が出来ました。
本当にありがとうございました。
昨年度は、自分が築いてきた周りの方々との信頼関係について改めて気づき、日々の行動の積み重ねが大切であることを実感した一年間でした。
平成25年度は、昨年築いた【ご縁】と【経験】を大切にしながら女性委員会の活動を行っていきたいと思っております。女性委員会のメンバーは忙しい日々を過ごしております。が、時間を有効に活用して、勉強会や研修会を開催して委員の知識を深めスキルアップの活動をしております。また一般市民の皆様への情報発信も引続き行っていきます。
毎年大好評の『研修見学会』や『第23回わたしらしい住まいづくり展』なども例年通り行う予定です。
まだまだ力不足の私ですが、私らしく女性委員会の活動を今年度も行っていきたいと思っております。
どうぞ女性委員会の活動に、皆様からの温かいご支援とご協力を賜わります様、よろしくお願い申し上げます。
今まであまり事業に興味を持たなかった女性会員の方も、ぜひこの機会に女性委員会の活動に参加してみてください。そして、活動を通じて女性委員会の魅力を委員の方と一緒に感じ取りましょう。
平成25年度も皆様と明るく・元気に女性委員会の活動で、ご一緒出来るのを心から楽しみにいたしております。
平成25年度女性委員会組織
委員長 山口ゆずみ
副委員長 池田園子 佐藤直子 杉原尚子 筒井裕子
委 員 天野維斗子 磯部喜恵 伊藤幸貴 謡口志保 大坪一子 大脇友紀子 岡本佳代 岡本里絵
加藤一枝 河合ふみこ 川口亜稀子 河口美智子 木辺智子 甲村伊津巳 近藤万記子
近藤美香 竹内友紀 竹中美智子 村松奈緒美 山本とし 吉野純子 森末雅子 篠田まさこ
担当理事 小野全子
2013年12月26日
2013年12月12日
平成25年女性委員会見学研修会に参加して 熱海〜起雲閣・旧日向別邸・MOA 美術館〜 村松奈緒美
9月28日に見学研修旅行で熱海に行きました。
起雲閣は熱海の三大別荘と賞賛されており「麒麟」「大鳳」の棟、「孔雀」の棟、「金剛」「ローマ風浴室」の棟、
「玉渓」「王姫」の棟、表門の4棟1門は平成14 年3 月に市の有形文化財に指定されています。
起雲閣には池泉回遊式庭園と呼ばれる庭園があり、池泉回遊式庭園は眺望を楽しむことと、散策を楽しむとい
う両面性をもった庭園です。どこから眺めても快適な庭となるように設計されているので、敷地内の各建物、各
部屋それぞれの場所から眺める景色は全て違って見えるので伝統文化や技術でつくられた建築と景観を同時に
楽しむことができました。

旧日向別邸はブルーノ・タウトが日本に残した唯一現存する建築であり、重要文化財とされています。
敷地は海に向かう急傾斜地で、土留めのかわりに鉄筋コンクリート造で地下室を造って屋上を庭園にし、1936
年にその地下室を利用してつくられた離れがブルーノ・タウトの設計によるものです。2005 年8月、熱海市指定有形文化財に指定され、2006 年7月に国の重要文化財に指定されました。
竹や桐をふんだんに用いた社交室、部屋の一部として階段のある洋室、和室の3室から構成され、3室をベー
トーベン、モーツァルト、バッハの音楽になぞられています。
天井には105 個の裸電球が吊り下げられており、高さがそれぞれ違うためリズミカルな空間となっていました。
洋風居間の階段は斜面を活かして造られており、段ごとに蹴上、踏面の寸法を変えており、前面の海の眺めを楽
しむ為に座ることを目的とした家具としての役割をも考えられています。
その場所での生活を様々なパターンで想像し設計されおり、すべての空間に刺激を得ました。

MOA 美術館はエントランスから美術館本館まで約60m の高低差があり、総延長200m におよぶ7基のエスカ
レーターが世知されています。エスカレーターの壁面や天井は照明が刻々と変化し、色彩のグラデーションを楽
しむことができます。
外壁にはインド岩砂岩がつかれており、ムア広場から見上げて見る外観の姿は何とも言えない力強さと美し
さを感じました。1階、2階吹き抜けの大展望室となっており、前面ガラスは幅32m、高さ8m の大開口となっ
ているためそこから見る大パノラマは絶景です。
今回の研修旅行では、日本の優れた伝統文化の建築と、日本の誇る景観を見ることができ、より一層美意識を
高めることができました。今回の研修旅行で得た経験はとても貴重なものであり、今回の旅行の経験を今後の設計に活かしていきたいと思います。

起雲閣は熱海の三大別荘と賞賛されており「麒麟」「大鳳」の棟、「孔雀」の棟、「金剛」「ローマ風浴室」の棟、
「玉渓」「王姫」の棟、表門の4棟1門は平成14 年3 月に市の有形文化財に指定されています。
起雲閣には池泉回遊式庭園と呼ばれる庭園があり、池泉回遊式庭園は眺望を楽しむことと、散策を楽しむとい
う両面性をもった庭園です。どこから眺めても快適な庭となるように設計されているので、敷地内の各建物、各
部屋それぞれの場所から眺める景色は全て違って見えるので伝統文化や技術でつくられた建築と景観を同時に
楽しむことができました。

旧日向別邸はブルーノ・タウトが日本に残した唯一現存する建築であり、重要文化財とされています。
敷地は海に向かう急傾斜地で、土留めのかわりに鉄筋コンクリート造で地下室を造って屋上を庭園にし、1936
年にその地下室を利用してつくられた離れがブルーノ・タウトの設計によるものです。2005 年8月、熱海市指定有形文化財に指定され、2006 年7月に国の重要文化財に指定されました。
竹や桐をふんだんに用いた社交室、部屋の一部として階段のある洋室、和室の3室から構成され、3室をベー
トーベン、モーツァルト、バッハの音楽になぞられています。
天井には105 個の裸電球が吊り下げられており、高さがそれぞれ違うためリズミカルな空間となっていました。
洋風居間の階段は斜面を活かして造られており、段ごとに蹴上、踏面の寸法を変えており、前面の海の眺めを楽
しむ為に座ることを目的とした家具としての役割をも考えられています。
その場所での生活を様々なパターンで想像し設計されおり、すべての空間に刺激を得ました。

MOA 美術館はエントランスから美術館本館まで約60m の高低差があり、総延長200m におよぶ7基のエスカ
レーターが世知されています。エスカレーターの壁面や天井は照明が刻々と変化し、色彩のグラデーションを楽
しむことができます。
外壁にはインド岩砂岩がつかれており、ムア広場から見上げて見る外観の姿は何とも言えない力強さと美し
さを感じました。1階、2階吹き抜けの大展望室となっており、前面ガラスは幅32m、高さ8m の大開口となっ
ているためそこから見る大パノラマは絶景です。
今回の研修旅行では、日本の優れた伝統文化の建築と、日本の誇る景観を見ることができ、より一層美意識を
高めることができました。今回の研修旅行で得た経験はとても貴重なものであり、今回の旅行の経験を今後の設計に活かしていきたいと思います。
